９　顔の形の特徴と理想のメイク

2019.12.10: KNOW-HOW

顔型によって変わる補正方法とメイクイメージ

メイクの基本テクニックを学ぶ前に、まず顔型別のメイクイメージについて考えてみましょう。

人の顔は大きく分けて、丸顔、面長顔、角顔、逆三角形顔、卵顔の５つのタイプがあります。もちろん、人の顔は骨格や筋肉によって一人ひとりまったく違いますが、顔型が同じであれば長所や短所も似てきます。

メイクには顔の印象を華やかにするとともに、全体のバランスを補正するという大事な役割があります。そのため、それぞれの顔型の特徴を知っておけば、どこを補正すればよいかということが、ある程度わかってくるのです。

たとえば、フェイスラインが丸みを帯びている丸顔の人であれば、チークやハイライトで縦を長く見せるようなメイクを、エラが張りがちな角顔の人であれば、フェイスラインに影をつけて補正するメイクをしてあげる。自分の顔の悩みやコンプレックスの部分をメイクでカバーすることによって、顔の理想的なバランス｢ゴールデンプロポーション｣に自分の顔を近づけることもできます。

また、メイクの基本テクニックを学ぶにあたっても、長所・短所を意識していれば、初めから効果的なメイクを考えながら進めることができるので、結果として自分なりの個性や特徴も見つけやすくなるでしょう。

いっぽうで、顔型によって似合うメイクというものもあります。メイクはＴＰＯに合わせて変えることが大切ですが、自分の顔に合わない色や塗り方をしていては意味がありません。

落ち着いた印象の面長顔の人ならシャープなところを強調したマニッシュなイメージや色が似合いますし、逆三角形顔の人には繊細な顔立ちを活かした大人で少しスイートなメイクが女性らしいイメージになりとても似合います。

似合うメイクのイメージがわかっていれば、それを基本にいくらでも応用ができるので、流行りのメイクも自然に取り入れられるようになるはずです。

ここでは、顔型別のおすすめイメージメイクと、そのメイクのポイントを解説しています。きっと、自分に合うメイクを見つける近道になるはずです。理想のイメージを目指して、さっそくメイクを始めていきましょう。