- 2020.04.07
- KNOW-HOW
22 アイメイクの主役 まつ毛メイク
道具選びとプロセスをおさええて理想のまつ毛に
きれいにくるんとカールしたまつ毛は、女性の永遠の憧れ。しかし、多くの日本人のまつ毛は下がり気味です。
上向きにカールしたまつ毛をつくるのに欠かせないのがビューラーとマスカラ。目元を華やかにするために、しっかりテクニックを覚えましょう。
自分に合ったビューラー選びが
きれいなカールづくりの第一歩!
ビューラーは、まつ毛を挟んでカールをつくる道具です。ここで最も大切なのは、自分に合ったビューラーを選ぶこと。
なぜなら、人によって目の形や幅は違うので、自分のまぶたの丸みに近いカーブのものでないと、いくらやってもきれいなカールが生まれないのです。購入する前に目の幅に合っているかよく確認してください。
カールを持続させるには、時間と回数もポイントです。自分のまぶたに合っていても1回、一瞬ビューラーをしただけではダメ。
基本は根元から毛先に向かって3回、2〜3秒ほど押さえます。しっかりカールさせ、理想のくるりんまつ毛をつくりましょう。
クールな目もかわいい目も塗り方次第で自由自在
マスカラは、まつ毛を長く見せたり、ボリュームアップさせたりするためにつけるアイテム。完璧ではないものの、まつ毛のカールを維持する効果もあるので、ビューラーの後には必ずつけましょう。
マスカラもまた、種類や塗り方によって仕上がりイメージが変わります。切れ長でクールな目にしたい、丸いかわいらしい目にしたいといった希望も塗り方のアレンジ次第で叶えられます。
マスカラはまつ毛の下からのみつける人がほとんどですが、上からもつけたほうがマスカラが乾くことによってまつ毛を上下から固定してくれ、カールのキープ力が高まります。
美しいまつ毛を維持するために、マスカラの前につけてまつ毛を保護する下地や、仕上がりを整えるマスカラコームも利用するといいでしょう。
目のタイプ別の効果的なつけ方
ビューラーの使い方
※まぶたの丸みに合ったビューラーで小刻みにカールしましょう。
マスカラの塗り方
※1本1本、毛先に向かってきれいな扇形になるように塗りましょう。
ビューラー&マスカラの勘違い
メイクの中で時間も手間もかかるのがビューラー&マスカラ。だからといって簡単にすませようとすると、まつ毛を痛めてしまったり、おかしな方向にカールしてしまうといったことも。
また、「ウォータープルーフは落ちない神話」にもだまされないようにしてください。
大きい目とびっくり目は違います
ビューラーをするときにまつ毛の1ヵ所だけを挟み、カックンと折れ曲がったまつ毛になっていませんか。
カックンまつ毛は前に重みが出るので、目が飛び出ているような「びっくり目」をつくってしまいます。まつ毛も短く見えてしまい、いいことがありません。
段階に分けて挟み、丁寧にカールをつくりましょう。
ウォータープルーフは落ちない、
にじまないと思っていませんか。
ウォータープルーフのマスカラは、その名称どおり「水」には強い性質のものです。海やプールなどに行くときのメイクには欠かせません。
でも、思い出してみてください。メイクはクレンジングで落としているはずです。つまり、「油分」には弱いのです。
瞬きをすると、目のまわりの皮膚の油分やファンデーションの油分がまつ毛につきます。するとウォータープルーフのマスカラは溶けてにじんでしまいます。
一方、お湯でオフできるタイプのマスカラやアイラインは、水分には弱いですが油分には強くなっています。TPOに合わせて使い分けることがポイントです。
まつげエクステをして安心していませんか?
「まつ毛にエクステンションをすればメイクをしなくてもいいのでは?」という人もいると思いますが、まつ毛があっても「すっぴん」に変わりありません。
自分のまつ毛とのバランスもあるので、軽くビューラーで整えてあげましょう。
また、透明マスカラで形を整えるのもおすすめです(その際はエクステ用のクレンジングを使って落としましょう)。
エクステは時間が経つと取れてくるので、メンテナンスも忘れずに。
また、エクステにアイシャドウがのるとまつ毛が白光りしてしまうので、その際は綿棒をぬらしてふき取りましょう。
つけまつ毛のつけ方
細い、短い、薄いなどまつ毛の悩みを持っている人は多いはず。そんな悩みを解決してくれるのがつけまつ毛です。
つけまつ毛は、地まつ毛の上に専用のりで貼り付ける人工的につくられたものです。
目力が強くなりすぎてしまうのでオフィスでは賛否両論ありますが、地まつ毛にアイメイクを施した程度の、清潔感のある仕上がりになるものを選べばOK。ぜひ取り入れて欲しいアイテムです。
ここではオフィスでもつけられるつけまつ毛の選び方を紹介するので、チャレンジしてみてください。
自然な仕上がりになるつけまつ毛の選び方
毛の長さは短めが望ましいですが、はれぼったい一重や奥二重の人はまぶたに重なって隠れてしまうので、ある程度長さがあってもいいでしょう。
つけまつ毛のつけ方
※つけまつ毛は繰り返し使えるので、使った後はのりを丁寧にはがしましょう。