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創考喜楽

2020.03.31
KNOW-HOW

21 目力を強めるアイライン


まつ毛の根元を埋めるようにラインをつくる

 

 

アイラインには目の輪郭をくっきりさせて、目力を強調する効果があります。また、引き方によってクールに見えたり、やさしい印象になったりと顔のイメージを変えやすいメイク法です。

 

 

ただ、アイメイクの中でもとくに苦手意識を持っているという人が多いようです。つい塗りすぎて歌舞伎役者のようになってしまって……などという話も聞きます。

 

 

それは正しいアイラインの引き方を知らないから起こる悲劇。コツを覚えてしまえば意外と簡単なのです。

 

 

まず、アイラインは目頭から目尻まで一気に、一直線に描かなくてはいけない、という概念を捨てましょう。「まつ毛とまつ毛のつけ根の間を埋めるように塗っていく」のが基本です。

 

 

アイライナーにはいくつか種類がありますが、取り入れやすいのは適度なやわらかさで描きやすいペンシルタイプのアイライナーです。

 

 

また、目のキワをよく見ると、まつ毛の生え際と眼球の間に乳白色の部分があるのがわかると思います。これは粘膜です。

 

 

この粘膜部分にもラインを入れると、黒目と白目のコントラストが強調されて、黒目がより印象的になります。

 

 

正面から見たときに粘膜が見えると、黒目とアイラインの間に隙間ができてアイラインの効果が薄れてしまうことも。粘膜の幅は人によって違うので、正面から見たときに粘膜が広く見える人は入れたほうがいいでしょう。

 

 

ただし、リキッドタイプで染料を使っているアイラインは目ににじみやすく、白目が染まってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

 

アイラインは上まぶただけでなく、下まぶたにも入れたほうが、くっきりとした目元に仕上がりますが、下まぶた全体に引いてしまうと舞台メイクのようになってしまいます。

 

 

ハーフラインとよばれる目尻から黒目の内側までに、上まぶたと同じようにまつ毛の間を埋めるように引くとすっきりとした目元をつくることができます。

 

 

 

 

アイラインの描き方

 

 

 

 

※まつ毛とまつ毛の間を埋めるように描きましょう。

 

 

アイラインで変わる印象

 

 

「アイライン=目尻を引き上げる」だと思っていませんか。アイラインは引き方によって顔の印象を変えてくれるアイテムです。

 

 

目元をどう演出したいかを自分でイメージして、それに合わせて目尻に引くアイラインの角度を考えてみましょう。

 

 

 

 

 

アイラインの勘違い

 

 

アイラインの引き方で間違った思い込みが一番多いのは、まつ毛のキワの外側に引いてしまうこと。これでは粘膜が目立ってしまったり、クマができているように見えたりしてしまいます。

 

 

正しい入れ方をしっかり覚えて、印象的な目元を演出しましょう。

 

 

 

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