昨日の常識が今は非常識。こんな時代の変化のめまぐるしさに戸惑うことも多くなっています。
変わるものと変わらないもの、これらを見定める一つの手段が統計データの継続的な観察です。
著者は様々なジャンルの統計グラフ・サイト「社会実情データ図録」を主宰していますが、この連載では、このサイトの項目の中でも、人事、労務、人材、若者意識やそれを取り巻く社会変化に関するトピックスを、順次、取り上げコメントしていきます。
本川裕(ほんかわゆたか)
アルファ社会科学株式会社 主席研究員
東京大学農学部農業経済学科卒。
元、財団法人国民経済研究協会 常務理事研究部長。
現、アルファ社会科学株式会社 主席研究員、立教大学兼任講師。
著書に『統計データはおもしろい! -相関図でわかる経済・文化・世相・社会情勢のウラ側-』、『統計データはためになる! -棒グラフから世界と社会の実像に迫る- 』がある。
「社会実情データ図録」主宰。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/index.html
「統計データから読み解く 日本と世界の未来像」
2013年3月開講
きたるべき未来を生き残るためのキーが、ここにあります。テレビ、新聞、インターネット……身の回りに溢れている「データ」は、果たして本当に正しいのでしょうか? その情報の収集方法や対象などの背景を知り、そこから何を抽出し、どういう切り口でまとめられているのか。それによって、「データ」はその姿を変えます。言い換えれば、「データ」から得ることのできる情報は、表面に現れているものだけでは決してないのです。こうした方法、「情報リテラシー」はこれからの時代、ますます重要になっていくでしょう。データを本当の意味で理解し、使いこなせるようになるための講座です。
★「情報リテラシー」を身に付けながら、現代社会の実像を見つめる。全ビジネスパーソン必修の講座です!