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創考喜楽

実践、エコ生活(その1)

KNOW-HOW

作ってみよう、お手製エコバッグ

 

 

①布とレジ袋を用意する

布は、どのようなものでも構いません。お気に入りの布だけでなく、古着や古くなったカーテン生地も利用してみましょう。しっかりしたバッグを作るなら厚手のもの、折りたたんでコンパクトに持ち運びたいなら薄手のものを選びましょう。
型紙にはレジ袋を利用します。作りたいエコバッグと同じくらいの大きさのレジ袋を用意し、持ち手の輪の部分、結び目を作るためのでっぱり部分、底の部分、両脇の中央の折り目を切ってください。

 

 
②レジ袋を型紙にして布を裁つ

大きく広げた布に、①のレジ袋をしっかりとのばしながら重ねます。両脇と底は1cm程度の縫いしろを残してください。また、裏表の2枚分を持ち手の部分でつなげて、1枚の布になるようにします。型がとれたら布をハサミで裁ちましょう。
もし、布の大きさが十分ではなく、1枚の布におさまりきらないようなら、型紙に合わせて2枚分の布を裁ちましょう。その場合は、後の工程で、持ち手部分を縫い合わせてください。

 

 

③切り口を縫う
布の種類によっては、使っているうちに切り口がほつれてくるので、ほつれ防止のためにすべての切り口を縫います。ミシンを使ってジグザグに縫っておくと、ほつれにくくなります。
 
④両脇を縫う
完成したときに表側になる部分を内側にして、布を二つ折りにしてください。ズレがないようにしっかりと布を折り合わせて、両脇の部分をミシンで縫いましょう。このとき、持ち手部分は縫い合わせないように注意してください。
 
⑤表に返し、両脇を折り込む
④を表に返し、持ち手の部分の幅に合わせて、両脇の生地を内側に折り込んでください。底の部分がM字型に生地が折り重なる状態です。もとのレジ袋の形をイメージするとよいでしょう。
 
 
⑥底を縫う
底の部分を表から縫い合わせます。縫いしろは5mm程度だけ残して、残りは裁ち落としてください。その後、縫い合わせた底の部分をバイアステープでくるみ、もう一度縫います。
 
⑦口と持ち手を縫う
バッグの入れ口となる部分と持ち手の部分を、バイアステープでくるみ、縫い合わせます。
 
⑧アイロンで折り目をつけて完成
ほつれがないかを確認しながら全体的に形を整えて、軽くアイロンをかけて折り目をつけたら完成です。
 
◆ここを押さえておこう◆
あまった生地でポケットをつけたり、収納用の紐とボタンをつけたりして、自分なりのアレンジをしてみましょう。
 

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