20世紀のころから、大きな問題となってきた地球環境問題ですが、私たちはいまだに解決に向けての決定的な方法が見つけられずにいます。しかし、そうした中でも、地球環境を改善していこうという動きは、少しずつ生まれはじめているのです。
世界規模でできること、企業や従業員ができること、個人が生活の中からできることなど、環境保護の方法はさまざまです。このコーナーでは環境問題について学び、私たちが環境保護のために何ができるのかをお伝えできればと思います。
また、生活の中ですぐにはじめられる簡単なエコ活動や、エコな暮らし、エコグッズの作り方まで、生活にエコを取り入れていく方法にも触れていきますので、このコーナーをきっかけにエコについても関心を持っていただければ幸いです。
川村 康文(かわむら やすふみ)
東京理科大学理学部第一部物理学科教授,1959年,京都市生まれ。
博士(エネルギー科学,京都大学)。歌う大学教授(環境保護ソング,世界平和を祈る歌など、ホームページで無料配信中、http://www2.hamajima.co.jp/~elegance/kawamura/song.html)。
2011年3月11日の東日本大震災を受けて“つながる思いプロジェクト”を立ち上げ,震災復興応援の科学実験教室など出前行っている。講演では,作詞・作曲した「つながる思い」を必ず歌を歌う。
NHKEテレ・ベーシックサイエンスの監修および出演。Eテレテストの花道・ニューベンの理科実験の監修。
専門は物理教育・サイエンス・コミュニケーション。高校物理教師を約20年間務めた後,信州大学教育学部助教授,東京理科大学理学部第一部物理学科助教授・准教授を経て2008年4月より現職。
慣性力実験器Ⅱで平成11年度全日本教職員発明展内閣総理大臣賞受賞(1999),平成20年度文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)をはじめ、科学技術の発明が多く賞も多数受賞。論文多数。著書は,「基礎物理学 上・下」(ソフトバンク),「独創性を育てる理科教育論」(講談社),「たのしく学べる理科の実験・工作」(エネルギーフォーラム)など多数。