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創考喜楽

実践、エコ生活(その3)

KNOW-HOW

機械に負けない気化式ペットボトル加湿器

 

 

①加湿器本体を作成する

まず、洗面器を用意します。あまり大きいものでなくて構いませんが、利用するペットボトルよりは大きな容量のものを選んでください。洗面器のほうが小さいと、タオルがうまく水を吸い上げてくれなかった場合など、注水された水があふれてしまうこともありますので、はじめは余裕のある大きさのものにしましょう。次に、完成イメージを参考にして、洗面器の側面に棒を立てます。ガムテープで貼り付けるか、紙粘土などを利用して、可愛らしくデコレーションしてもよいでしょう。立てた棒には、タオルや注水器を吊り下げるための横棒を渡します。ここも、ガムテープや紙粘土などで固定しましょう。棒のバランスを確認し、骨格が完成したら、横棒にタオルを吊るします。

 
②自動注水装置を作成する

自動注水器用に、ペットボトルを加工します。まず、ペットボトルの底を切り抜き、紐を通すために、両側に小さめの穴を空けてください。空けた穴には、ペットボトルを吊るすための紐を通します。次に、キャップを外し、ペットボトルの口に綿を詰め込んでください。

作成した自動注水器は、洗面器に水を張ってから、骨格の横棒に紐を通して逆さに立てます。重量のバランスが均衡に取れているのを確認した後に、ペットボトルの底からゆっくり水を入れてください。

 

③加湿器を使用する
洗面器に水を張り、加湿器を使ってみましょう。短時間の利用であれば、洗面器に水を張るだけで構いません。長時間利用する場合には、ペットボトルに水を入れておけば、自動的に水が補充されるようになります。40度程度以下のぬるま湯を張り、そこへアロマエッセンスを垂らすと、アロマセラピーのような効果を期待することもできます。いろいろな薬効のあるアロマエッセンスを利用し、気分転換やリフレッシュに試してみましょう。
 
 

◆ここを押さえておこう◆

 

  • ペットボトルの口に綿を詰め込むのは、ペットボトルから洗面器に注がれる水量を調節するためです。
  • 長期間利用し続けると、カビや雑菌が増殖する恐れがありますので、数日間使用したら必ず洗面器や水を交換します。
  • この加湿器は毛細管現象を利用しています。これは、細い管の内側に液体がしみこんでいく現象です。この現象により、タオルから吸い上げた水分を利用して、加湿効果を生みます。

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