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創考喜楽

Sketch of Southeast Asia 

東南亜細亜 COLUMN

連載にあたり

これまで中国を中心に旅を続け(渡航数は50回以上)、24回にわたって「不思議の国の中国人」というコラムを担当させていただきました。

 

もちろん、中国には多くの思い出があり、最も思い入れが深い国ではあるのですが、みなさんご存知のとおり、刺激やパワーが満ちてはいても、リラックスを求めるような国ではありません。その点、東南アジアは言葉が通じないにもかかわらず、なぜか心が安らぐ国ばかり。というわけで、完全なオフ(中国の場合は取材を兼ねた旅が多いので)が取れたときは、つい東南アジアへ足が向いてしまいます。

 

新講座「東南アジアがわかる教科書」の番外編として気軽にご一読いただき、東南アジアによりシンパシーを感じていただければ幸いです。

著者プロフィール

内海 達志(うつみ たつし)さん略歴

 

1968年、札幌市生まれ。地元出版社勤務を経たのち、東京の中国語学校で学び、その後、湖南省長沙市へ。湖南師範大学に留学する傍ら、知人が経営する日本語学校で講師を務めた。中国渡航歴は50回以上。現在は主に中国の社会・文化・旅をテーマに、フリーライター、フリー編集者、フリー翻訳者として活動している。

主な著書は「中国『新語・流行語』小辞典―読んでわかる超大国の人と社会」(明石書店)、「狙った恋の落とし方。(非誠勿擾)オフィシャルガイドブック」(太陽)など。アイ・イーシーでは「やさしい中国語会話」「速習!接客中国語会話入門」「中国と中国人がわかる教科書100」コースを担当している。

旅の舞台

今回の旅の舞台は、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール他です。

 

データ

基礎データから東南アジアを概観。
まず気になるのが人口。最近の注目株ミャンマーだけでも5,000万人を誇るなどこの地域全体では6億近い人々が暮らしている。世界人口に占める割合は10%に近い。

 

 

国別のGDPでは、2億3,000万の人口を抱えるインドネシアが突出しているが、一人当たりのGDPで見ないと、その実像は見えにくい。

 

 
国民一人当たりのGDPという観点からみると、シンガポールは例外として、まだまだ発展の可能性を秘めている状態。一番高いマレーシアでも、日本の五分の一程度。
 
 
上記、弊社刊「東南アジアがわかる教科書」より引用

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