Project Sheet 私たちが塗り変えた”常識”は?

ロープレ相手は、
プロの役者!?

ロープレ相手は役者さん!?
超実践的フィードバック 
面談研修

企画営業部

このプロジェクトは管理職向け研修の一環で実施しました。用意されたケースに基づき、人事考課面談のフィードバックを上司役(受講者)、部下役(役者)の役割に分かれて1対1のロールプレイング演習を通じて実際に面談体験をしていただく研修企画です。部下役を演じる役者、研修指導する講師、撮影係で弊社の社員、各3~4名(総勢10名前後)が運営側で当日参加するので、研修にしては大がかりなものです。
面談している場面は動画を撮影して、面談演習が終わり次第すぐに撮影したものを別室で投影し、他の受講者達と一緒に見ます。他の受講者からコメントをもらったり、自身の映像を見て、面談の課題や良かった点等を実感していただくことができます。
そうした気付きを得ることでスキルアップし、本番の面談では改善して活かしてもらう事を目的としています。パッケージ型の研修では実現できない、オーダーメイド研修を得意とする弊社ならではの研修企画です!

「いわゆる」なロールプレイングに
疑問を抱き、生まれた研修

元々の面談研修では、受講者同士が上司役・部下役を演じる方法で実施していましたが、受講者同士だと照れや遠慮があり、ただ設定通りに面談が進み予定調和で終わるようなものになっていました。

面談研修のロールプレイングと言えば、受講者同士か講師が演じるのが常識というか一般的なので、当初面談研修を実施していた企業を見学していた時「これ意味あるのかな・・?」と疑問に思っていて、何かもっと効果的な方法がないかなと常々模索していた中で思いつきました。

本質的なリアリティを追求
今までにない「役者」を抜擢

元々は講師に部下役を演じてもらう、我々アイ・イーシー(以下、IEC)の社員が部下役を演じる等の方法を考えていましたが、所詮素人ですし、受講者同士で実践するのとほぼ変わらないしリアリティが全く出せないな・・・と感じていました。ちょうどその時期に新たに弊社と契約を結んだ研修講師の中に、講師兼役者の方(俳優養成所の運営・代表で脚本家や劇作家、監督等全般もできる)がおり、部下役に役者を起用すればリアリティ出せるのでは?面白いのでは!?と考えました。

その方に相談して協力を得られたことで実現に至りました。また、他の受講者と別室での1対1の面談・撮影を実施することで、より一層本番のような緊張感と雰囲気も作れたと思います。

初めての経験、ミスできない緊張感

初めての経験
ミスできない緊張感

1回の研修には約20名が参加するため、1対1の面談演習を1人ずつやっていると時間が全く足りません。そのため、6~7人ずつ3グループに分けて同時並行で進行していくスケジュールで実施しました。
撮影係、全体の管轄、撮影機材のレンタルや設置、研修終了後すぐに機材を返却に行く等、とても慌ただしく、他の研修に比べてとにかく手間がかかりました。

また、面談演習中は部下役をどう演じるかは役者に任せているので、予想外の演技(突然泣き出す、怒り出す)で、受講者がどうしてよいかわからず固まる・・等のハプニングもありましたが、普通の面談研修にはない、役者ならではのクオリティを提供できたのではと思います。

「今まで受けた研修で一番ためになった」

「今まで受けた研修で
一番ためになった」

受講者の方より頂いた嬉しいお言葉です。
●役者の人が演じる部下を見て、「実際にこんな人が社内にも自分の部下にいる、リアリティがすごい!」
●今まで受けた研修で一番ためになった、他の人の面談場面を見られる機会は普通はないので貴重。
●1対1の場面、役者の方の雰囲気もあり、緊張感がすごい・・。これを経験したら本番は楽だろうなと思う。

また、受講者の面談演習は2回実施されるのですが、1回目より2回目の方が明らかに上手くなっているという声をクライアントから毎回頂くのも嬉しいですね。今のクライアント担当者の中には、この研修を過去にご自身も受けてきていて、自分が受けて良かった研修だから今後も続けたいと言ってくださっている方もいます。

"変"な会社だから、常識にとらわれない仕事ができた

"変"な会社だから、
常識にとらわれない仕事ができた

普段はあまり関わることのないだろう役者と交流したり、撮影機材の準備をしたり、また自らが撮影係を担ったりと、本職は営業なのですが入社した頃には思いもしなかったことを色々やっているなと思います。
今後は人事考課面談に限らず、役者を使った研修や動画等も広げていきたいですし、このプロジェクトに限らずですが、研修のオンライン化・オンラインツールの利用が増えて、今までよりさらに効果的で効率的な方法も考えられる時勢になってきたので、常により良いものを追求していきたいと思っています。

個人的には、「常識」という言葉があまり好きではないので、他の研修会社がやらないようなことだったり、自身がやったことのない仕事にも関わって視野を広げていきたいと思っています!

常識を、あなたの「面白い」が塗り変える。