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創考喜楽

第4回 成果を求めなければコーチは誰でもできる!?

INTERVIEW

――昨今、コーチングブームのようなものがありますが、本当のコーチの方からそうしたブームみたいなものを見て、なにか感じられることはありますか?

学生にはね、「成果を出しているコーチの言うことは聞きなさい」と言います。それだけです。成果があるかどうかじゃないですかね。だから、コーチングに関しても成果を見なきゃいけないでしょう。営業マンだったら、どのくらいお金を稼がせたのか。そこからスタートですよね。営業マンがきて「すいません、私は売上げを50%上げたいんですけど」って言って、それに対してコーチングができたかどうかっていう評価がなければいけない。それをやっていないのなら、ちょっと言い方は乱暴ですけど、コーチって誰だってなれるんですよ。草野球のコーチから、子どもの野球から。そこに成果を求められなかったらやれるんですよ。だけど、そこにはやっぱり、成果というのが必要なんです。

 

コーチに向いているのは、人を見ることが好きで、違いを見つけられる人

――コーチに向いている人と、向いていない人というのはあるんですか?

人を見るのを好きな人。観察するのが好き。根っから人が好き、かな。好きで、おせっかい焼きなのかな。「なんとかしてあげたい」っていうか。
もう一つは使命感に燃えているってこと。あと、観察眼ですよね。それはトレーニングで身につくものだと思います。「観察しよう」「違いはなんなんだ」と、本質的な違いを見抜こう見抜こうっていう思いさえあればいけると思います。そういう意味では、コーチは後天的な部分が大きいと思います。

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