資源もなく、世界でも最も高い人件費の水準に達し、しかも高齢化が圧倒的なスピードで進む1億2000万人の国。この国を長期的に住みやすく、豊かにしていくためにはどうしたら良いでしょう?
この答えは1つです。一人一人の生産性を上げるしかあり得ません。じゃあ、どうやったら生産性は上がるのでしょうか?
知識集約的な産業にシフトしていくしかありません。そこで、サイエンス型と呼ばれる産業の重要性が増してきています。サイエンス型産業とは、科学において生み出された知識が、製品やサービスに重要な影響を与えるような分野です。バイオや医薬、あるいはエレクトロニクスなどが代表的なサイエンス型産業です。
それでは、科学における重要な成果はどのように生み出されているのでしょう。実は、このプロセスはまだあまり解明されていません。それを解明すべく、一橋大学イノベーション研究センターでは、科学技術政策研究所と共同で、『科学における知識生産プロセスに関する調査』を行っています。 |
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▲僕もちょっと出かけてきます!
「どこへ?」は来月のお楽しみです。 |
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