| 第1回：はじめまして清水洋です！
はじめまして。清水洋です。シカゴには去年の7月にやって来たまだまだ留学初心者です。これまでにアメリカに長く住んでいたことがあるわけでも、英語が自慢できるほど得意なわけでもありません。そんな自分が、新鮮な視線で留学に際して必要なこと、留学して初めて気がつくことなどいろいろな情報をお届けできればと思っています。 ただ、一口に留学と言っても、語学留学や大学への留学、さらには大学院への留学、放浪の旅などいろいろあります。ここでは主に大学院の留学についての情報が主になるかと思います。 さて、今回は、自己紹介と自分が通う大学の紹介です。自分は、大学を卒業後、大学院へ進学、そして、博士課程の3年の時にノースウェスタン大学のPh.Dコースに留学しました。28歳での留学でした。勉強しているのは経営史、組織論、戦略論です。歴史的なアプローチで企業の戦略や組織行動を研究しています。  アメリカに留学に来た理由は大きく3つありました。第1の理由は、日本の指導教官の強い勧めでした。断るには強すぎるほどの強い勧めでした。2つめの理由は、学問上の理由です。経営学の研究はアメリカが先行しています。どんどん新しい研究がなされていくなかで自分の研究をしてみたいという思いがありました。 最後の理由は、自分がどれだけやれるのかを見てみたいという思いでした。思う存分当たって砕けてみたいという思いが強かったです。このような理由でアメリカに来たわけですが、予想通り、いや予想以上に、当たって砕けるという毎日を送っています。 ノースウェスタン大学は、シカゴのダウンタウンから車で20〜30分のところにあるエバンストンという閑静な住宅街に位置しています。1851年に設立された私立の総合大学です。ミシガン湖に面しており、天気の良い日にはシカゴの摩天楼がきれいに見えます。経営学や経済学、法学、歴史学、医学、言語学、ジャーナリズム、音楽、経営工学、材料科学、生物化学、機械工学、電工工学などなど様々なプログラムが用意されています。 育ちの良さそうな学生が多く、落ち着いた雰囲気です。まわりの学生はできる人ばかりで、知的好奇心にはことかかない生活です。こんな自分が、毎月1回、シカゴからエキサイティングな留学日記をお届けします。質問やお便りお待ちしています。 ※写真はノースウェスタンの正門です |
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