現状に不満があるわけではないけれど
もっと充実感や満足感がほしい……
これまでの人生で、特にこれといった不満を抱いたことはなかったと思う。ただ、周りが結婚して家庭を持ったり、趣味を充実させていたりするのを見て、改めて 自分にとっての「幸せ」を考えてみることが増えてきた かもしれない。
「この先、このままで良いのかな」と
将来に漠然とした不安がある……
仕事に慣れてきたし、人間関係でトラブルもないけれど、どことなく日々の幸福感も得られていない。 将来どうなっていきたいかというビジョンも明確ではなく、漠然とした不安を感じている だけで、どうしたら良いかもわからない。
そんなあなたに
あなたらしさを見つめた先に、
「心の幸せ」を満たすヒントがある!
アカデミックな アプローチ
幸福学や心理学など、実際の学問に根差したアカデミックな講座となっているのが特徴です。研究者の提唱する主張や思考のフレームワークなどを用いて、 精神論や哲学論とは異なる学び が得られます。
実践的な カリキュラム
「幸せのメカニズム」を座学として学ぶだけでなく、 自らの行動を変えていく ためのカリキュラムとなっています。知識確認や個人の悩み事、専門家からのオリジナル問題など、全て1冊の課題ノート(CoCoNote)で取り組みます。CoCoNoteを添削講師に提出し、アドバイスや指導、新たなオリジナル問題を受け取ることで、添削講師と交換日記をする感覚で、3か月間取り組みます。さまざまな実践を通じて、本を読むだけでは得られない成長を促します。
幸せのありかた を考える
本講座では、唯一無二の正解を提示することを目的としていません。「幸せのメカニズム」を学びながら、 自分自身の「幸せの定義」や「人生を豊かにする方法」を探す お手伝いをしています。
Instructor 監修者紹介
- 前野 隆司 (まえの たかし)
- 東京工業大学卒、同大学修士課程修了。キヤノン株式会社やハーバード大学訪問教授などを経て、現在は慶應義塾大学大学院教授や同大学ウェルビーイングリサーチセンター長に就任。工学者の立場から幸福の体系的な研究に従事し、人々の幸福度向上のための活動を広く行っている。
Needs 講座設置の背景やニーズ
現代人が抱える迷いや悩みを、
「幸福学」で分析する。
かつては「富を得れば幸せになれる」という考えが共通の価値観として持たれていました。しかし、昨今の成熟した日本の社会では、物質的に満たされていても、どこか閉塞感を抱えてしまっている人が増えています。
働き方改革でワークライフ・バランスの大切さが見直されたり、新型コロナウィルスの影響で改めて「幸福」について考える機会が増えたりして、物理的な豊かさ=幸せ、の方程式が崩れつつあります。一人ひとりの生き方が多様化し、自由度が高まっている一方で、「こうしたら幸せになれる」という絶対的な正解もありません。
そこで大切なのが、これまでと違う新たな価値観を身に付けること。 物事の考え方やモチベーションの保ち方、イノベーションの方法などは一人ひとり違います。現代の人々が抱えるさまざまな問題について、「幸福学」の観点から分析し、自分なりの幸せや豊かさを考えていくことを目指していくのが本講座の目的です。
Voice 受講生の声
「実際に心理学でひも解く
受講した方の声をご紹介します。
自分の苦手な部分が
客観的にわかりました
本講座の診断やアドバイスにより、自分自身の苦手な部分を素直に受け入れることができたように思います。自分の気持ちを講師の方に聞いていただけて、肩の力が抜けるような感覚もありました。
(女性 看護師)
今の自分に必要なことを
明確に示してくれます
課題はテキストの復習がメインと思っていましたが、オリジナルの問題が出て驚きました。今の自分がすべきことやできることに前向きに取り組んでいき、いろいろなことに挑戦しようと思います。
(男性 サービス業)
「4つの因子」を意識して
幸福感を多くしていきたい
この講座で、自分には前向きさと楽観性が足りないと感じましたが、今からでも変えていくことができるとわかりました。この講座でのアドバイスを活かし、不安感より幸福感の多い生き方をしていきたいと思います。
(女性 公務員)
※受講生へのアンケートから抜粋。
※cocottの前身となるサービスの体験談も含みます。 ※受講者個人の感想です。Flow 受講から添削までの流れ
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- 1 教材が届く
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専門家監修の元で作成
したテキストやワークブックをお届けします。
※配送は1度にまとめて、3か月分をお送りします。
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- 2 学ぶ
- 講座は3か月コースです。 1か月に1冊学ぶことで、知識や実践スキルを段階的に習得することを目指します。 通信講座なので時間や場所を選ばず、ご自身のペースで好きなときに好きなだけ学ぶことができます。
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3
課題を解く・
提出する - 1か月ごとに学習が終わったら、提出課題(CoCoNote)に挑戦します。 座学としての知識確認から、自身の悩みや抱えている問題の相談、それに合わせて、一人ひとりに出題されるオリジナル問題まで、段階ごとに課題を設定。 知識確認と実戦を繰り返すことで新たな気付きも。
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3
課題を解く・
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4
専門家からの
フィードバック・
指導を受ける - 添削講師からCoCoNoteが返ってきます。講師による添削結果と各自の悩みや相談に対するカウンセリング回答、次の1か月間で取り組むべき新たな課題が記されています。 講師とのマンツーマンのやり取りを3か月間繰り返すことで、学びとともに行動の変化を促します。
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4
専門家からの
Program プログラム内容
「幸福」を
学問として考える
- 成熟社会で必要な幸せの価値観とは?
- 「幸せ」とは何か?
- 「幸せ」はコントロールできる
ほか
「幸せの4つの因子」の
メカニズムを学ぶ
- 「幸せ」になるために必要なこと
- 「幸せ」になる方法 ~幸せの4つの因子とは?~
- 「やってみよう!因子」(自己実現と成長の因子)を伸ばす
- 「ありがとう!因子」(つながりと感謝の因子)を伸ばす
ほか
自分自身の幸せを
再確認する
- 「なんとかなる!因子」(前向きと楽観の因子)を伸ばす
- 「ありのままに!因子」(独立と自分らしさの因子)を伸ばす
- 「幸せな人」になるために
ほか
人生の選択肢も無数に増えてきました。
そんな今こそ、あなたが考える
「幸せ」を一緒に見つけていきませんか。
Q&A よくあるご質問
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Q.「幸福学」とはどんな学問ですか?
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A.「幸福学」とは、平たく言えば、「幸福とは何なのか」、「人は、どうしたら幸せになれるのか」を追究する学問です。幸福については、これまで主に心理学や哲学の領域で研究されていましたが、最近では、認知科学、ポジティブ心理学、ウェル・ビーイング(社会福祉の立場から幸福を考える取り組み)、医学、経済学などの各分野やそれを統合して、人が幸せだと感じるメカニズムを学術的な成果を基に分析していこうという、新たな「幸福学」研究が始まっています。
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Q.「幸福学」って、なんだか宗教的で怪しく聞こえるのですが…
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A.本講座で学ぶ「幸福学」とは、宗教や哲学的な精神論の「幸せ=Happiness」ではなくシステムデザイン・マネジメント学(SDM 学)という実践的学問の一分野として研究されている「幸福学=Well-being」です。「幸せのメカニズム」を研究した結果、学術的な研究成果として「幸せの4つの因子」が導き出されました。この講座では、理論の勉強とワークでの実践を通じて、この4つの因子を実践する方法を学びます。あやしい商売か自己啓発セミナーのように聞こえるかもしれませんが、あくまでも学問として「幸福学」を学び、4つの因子を実践する訓練を積むことが、この講座の目的です。
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Q.「Well-being」と「Happiness」はどう違いますか?
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A.「happiness」は、人生の幸福から、楽しくうきうきとした感情まで、広い意味を含む一般用語です。これに対し、心理学の分野では、幸せは「well-being」という言葉が使われてきました。well-being は、「身体的、精神的、社会的に、良好な状態になること」を意味する概念です。1948年には、WHOの憲章前文に「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます」と記載されており、これがまさに今「Well-being」という言葉で、再注目されています。 もともとは、医療や看護といった社会福祉で使われていましたが、ビジネスシーンでも「ウェルビーイング経営」という言葉で用いられるようになり、職場環境や働き方を見直す一つの指標になっています。
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Q.「座学と実戦で学ぶ」とありますが、「実践」では具体的にどんなことをします?
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A.本講座は、テキストを読みながら各章やレッスンごとに設けられた「実践ワーク」を解いていくことで、知識を落とし込んだり、自分の内面を分析したりする勉強スタイルです。例えば「つながりと感謝」を学ぶ項目では、自分の周囲の人間関係を分析したり、苦手・嫌いな人に感謝をする練習をしたりなど、自分ごととして考える取り組みが多く用意されています。
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Q.どのような人に向いている講座ですか?
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A.選択肢が増え、多様性が認められつつある現代で、何が自分の幸せか、人生をどうしていきたいのかを明確にしたい方、大きな不満はないけど、100%満足とはいえない方、将来を見直したい方、などに向けたプログラムです。「幸せ」を分析するための思考のフレームワークや、心理学的なアプローチを学び、自分だけの幸せの軸を構築します。「いい会社に勤めるべき」「〇歳までに結婚するべき」「子どもをもつべき」など、あらゆる「するべき」が根強く残っている社会で、「自分はこうしたい」「これが自分の幸せだ」と胸を張って言えるようになりたい方にはぜひオススメです。