どんな問題でも、
シンプルに・論理的に考える
ビジネスの場では、毎日さまざまな問題が発生します。ときには現状のトラブルに対応したり、ときには未来のための対策を練らなければならなかったり、それを解決するためのプロセスは非常に複雑に思えるものです。しかし、どんな問題であっても、シンプルに・論理的に考えることで最短距離で解決へと向かうことができます。
また本講座では、徹底的に「実践」を意識しています。1巻では、問題解決をするための思考の基礎を学び、2・3巻では、全5つのケースについて、どのように問題を解決するかを考えていただきながら、解法を紹介していきます。
本講座では、全5つのケース問題を解いていただきます。ケースはさまざまな観点に及びます。ぜひ楽しみながら、回答について考えてみてください!
Case1
あなたは「クリーニング店の売り上げ」を推定することができますか?
Case2
あなたは今から15年後に、日本国内で、何人の日本人介護士を確保する必要があるのか、推定できますか?
Case3
あなたは飲料メーカーに勤めていますが、自社の”緑茶”の売上が下がっています。どのような手順で原因を突き止めますか?
Case4
旅行会社から「大学生が参加する国内旅行プランの売上金額を上げたいのだが、何かよい打ち手はないだろうか」という相談を受けました。あなたはどのように回答しますか?
Case5
東京23区内の駅前に、北海道産の素材(野菜・海産物・果物)をふんだんに使った、総菜パン・菓子パンのお店を開業することの是非を論じてください。
本講座は、『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』や『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』(東洋経済新報社)などの人気書籍を手掛けた「東大ケーススタディ研究会」のメンバーが執筆しています。
問題解決のためのシンプルかつ論理的な道筋を、人気著者の手法で学ぶことができます。
1か月目 |
「論理的な結論」が満たすべき要件とは/「より良いファクト」の要件とは/「良い課題」の要件とは/どうやって「課題の深堀り」を実行するか/どうやって「多様な視点・切り口」を洗い出すか/現状把握で想像力を発揮する 他 【ケース問題1】クリーニング店の売り上げを推定してみよう |
2か月目 |
【ケース問題2】今後の日本の介護問題を推定してみよう 数式を分解してみる/将来の視点を持つ/見落としを回避する 他 【ケース問題3】自社の”緑茶”の売上が下がっているのはなぜ? 問いを正しくとらえる/思いつきで考えない/正確に要因を挙げてみる 他 |
3か月目 |
【ケース問題4】大学生の旅行プランの料金を上げたい! 問いの背景にある課題を推定する/推定した課題を解決する打ち手を考える 他 【ケース問題5】23区内に北海道の素材を使ったお店を開きたい どのような流れで検討を進めるか/新規事業のプランを策定する/収益性を計算する 他 |
教材構成 | テキスト3冊/提出課題3回 |
著者 | 白木 湊 |