現代最強の実用スキル!
――を学びはじめる前に
身につけておきたいこと
頭の中にある複雑なアイデアを文章にまとめるためには、考えながら書くよりも、あらかじめ要点や順序を決めたり、他に条件はないかなどを検討したりしてから書く方が上手にまとまるはずです。これはプログラミングも同じ。とくに初心者は、「アプリをつくりながら」「コードを覚えながら」というよりも、アイデアをしっかり整理し、さまざまな条件のなかでどう動かすべきかを考えられるようになることが重要です。これができるようになれば、どんなプログラミング言語にも対応できる力が身についているはずです。本講座は、プログラムがどんなしくみで動いているのかを紐解きながら、その基本構造について学び、論理的にプログラムを組み立てる思考法を身につけていきます。また、書き方や構造の基本、各種人気言語の用途や特徴、よく使われる用語などについても学び、プログラミングスキルの土台を固めていきます。
Scratch(スクラッチ)は、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているビジュアルプログラミング言語。ウェブブラウザーの画面上で、あらかじめ動作が指定されたブロックをつなぎ合わせてプログラムをつくるしくみで、初心者にもやさしく、プログラムの構造に対する考え方を深めるのに最適なツールです。この解説書が付属し、実践を通してプログラムへの考え方をより深めていただきます。また、副読本に関する添削課題(任意提出)もあるので、ぜひチャレンジしてみてください!
1か月目 プログラミングってなに? |
●第1章パズルでプログラミングを体験しよう
●第2章 効率のよいアルゴリズムを考える
●第3章 プログラムにはデータがつきもの
●第4章 コンピュータは何を考えているか |
2か月目 プログラミング言語の基礎知識 |
●第1章 プログラミング言語の基本要素
●第2章 主なプログラミング言語図鑑
●第3章 開発者との会話に役立つ用語集 |
副読本 |
『Scratchで学ぶ プログラミングとアルゴリズムの基本 改訂第2版』(日経BP社)のテキストを使い、Scratchでプログラミングを体験し、基本的な考え方をさらに深めていきます。 |
教材構成 | テキスト2冊/提出課題2回/副読本1冊/任意課題1回 |
学習に必要なシステム (副読本のみ) |
Scratch2.0の動作には、比較的新しいウェブブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome 35以降、Mozilla Firefox 31以降)が必要です。また、Adobe Flash Player 10.2以降が必須となります。あらかじめ Scratchのサイトに接続し、上部メニューの[作る]から動作をご確認ください。 ・添付ファイルをやりとりできるメール環境 ※アプリケーションの更新により、テキストやレポート内容と実際の操作が一部異なる場合があります。 |