受講対象者:全社員
冷静に考えるとすこし不思議な
人の思考・行動のクセを知り、
利用する。
しかし、現実の人はいつもいつも合理的な意思決定を行う、行えるわけではありません。そうした人の心理を取り入れた経済学の一ジャンルが、行動経済学です。
その知見を、ビジネスで、生活で、実際に活かしていこうという取り組みがいま、見られています。
行動経済学で取り上げられている理論、法則、考え方にはいろいろなものがあります。それらを、いかにビジネスシーンや日常生活の中で活かしていくのかを、36個の具体例とともに見ていきます。
なるべく身近に感じられる事例から、行動経済学から得られるヒントの効力を実感できるようにしています。
マーケティング&ブランディング コンサルタントとして活躍中の氏は、行動経済学に関する著作も豊富です。
1か月目 行動経済学は、 いままでの経済学と 何が違うのか |
・行動経済学とは何か 行動経済学を学ぶメリット/今までの経済学の考え/他 ・人を動かすナッジ理論とは 良いナッジと悪いナッジ/ナッジ理論のチェックリスト/他 ・行動経済学の代表的な理論 時間選好/プロスペクト理論/フレーミング/他 ・実世界で行動経済学を役立てる 行動経済学は人生を豊かにする/行動経済学の今後/他 |
2か月目 ビジネスシーンに 活かすための 36のヒント |
楽しみにしていたイベントが憂鬱になる「解釈レベル理論」 選択肢が多すぎると選択自体をやめてしまう「決定麻痺」 低い確率に希望を感じてしまう「確率加重関数」 繰り返し接触して相手に好印象を持たせる「ザイオンス効果」 見せ方や表現を変え、印象をよくする「フレーミング効果」 基準が変わることで価値も変わってしまう「参照点依存性」 ポイントと割引はどちらがお得か見極められない「貨幣錯覚」 投資で気を付けるべきバイアス「ブレークイーブン効果」 他 |
3か月目 ワークブック |
学んだことを振り返りながら、実践に移していくためのワークを用意しています。 |
教材構成 | テキスト2冊、ワークブック1冊、提出課題3回 |
テキスト監修 | 橋本之克 |