学習のねらいと講座の特徴

● “心のしくみ”を理解して、行動する

権力を振りかざして人を動かすことなら誰にでもできますが、より優れた仕事をするためには、本質的に相手の心に働きかけられたり、こちらから行動を起こさなくとも、自然と相手のほうから動いてくれるようにならなければいけません。本講座では、人間が持つ“心のしくみ”を理解したうえで、どのように行動し、働きかけることで、“人を動かせる人物”になれるのかを学習します。

● あなたの力をいま以上に引き出す大切なスキル

「人の動かし方」は、仕事で他人と関わる誰もが活用できるスキルです。上司を納得させるための報告、部下の意欲を引き出す指導、値段交渉を優位に進める交渉など、活用される場面は様々にあります。また、自分ひとりの力でできることは限られています。今後、いま以上に大きな仕事をする際には、人の力を借りることもあるはずです。仕事の幅を広げるためにも、ぜひ身につけておきましょう。

● 科学的な研究に基づいた「人の動かし方」

「人の動かし方」をテーマとした書籍の多くは、著者の経験だけに基づいており、限定された場面でしか活用できないという問題がありました。そこで本講座では、＜説得学＞という学問に基づき、科学的な研究から明らかにされた知識だけを紹介、そのうえで、人を動かすための方法を、基本メカニズムと実践技術の両方を学習します。多くの研究から実証されたデータに基づいた方法で、あなたの業務の幅を広げてください。

● こんな方におすすめです！

• ・組織やチームを引っ張りたいと考えている方
• ・思い通りに部下を動かしたいと感じている方
• ・社内調整や取引先との交渉をうまく進めたい方

● 受講特典：『自己発見テスト　Pazz』

IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz（パズ）とは、仕事に大切な２４のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください！
https://iec.co.jp/pazz/

 

講座カリキュラム

1か月目 人の動かし方の 基本ルールを学ぶ	人が動く場合」にはどのような要因が考えられるのか。また、どのような働きかけが行動を促すのか。その様々なパターンを分析・理解し、それをもとに、実際に人を動かすための具体的な方法を習得します。   第１章．人の動かし方の基本ルールを学ぶ 第２章．人を動かすさまざまな要因と実践  第３章．心のしくみを知って“動かす力”を強化する  第４章．“人を動かす人”の法則    ■説得学によるアプローチと“人を動かす”基本要因／＜報酬＞で人を動かす／＜“快”の気持ち＞で人を動かす／ムードが相手の“動こう”を促進する／会い続けることでチャンスが強化される／“動かさない”という動かし方／“人を動かす人”は好意を示す／“人を動かす人”は自分を動かす／他
2か月目 自由に人を動かすため の実践テクニック	第１巻で学習した内容をベースとして、実際のビジネスシーンで人を動かすための方法や、動かしにくいタイプの攻略法を学習します。相手の立場に合わせて解説しているので、実践しやすい内容です。   第１章．職場の人々を動かすテクニック①　後輩・部下編 第２章．職場の人々を動かすテクニック②　上司・同僚編 第３章．お客さまを動かすテクニック 第４章．動かしにくいタイプとその攻略法   ■基本姿勢を再確認しよう／後輩や部下が動きたくなる接し方／こんな失敗していませんか？／上司の心を動かすアプローチ／周りが動く仕事の取り組み方／同僚を動かすための付き合い方／どっちを選ぶと効果的？／お客さまの行動心理を理解しよう／性格タイプからみる動かしにくいタイプ／他
教材構成	テキスト2冊／提出課題2回

 

制作担当者のひと言

仕事をしていると、「なんでこいつ、言った通りに動かないんだよ！」とか「どうか、この条件でお願いします」などと思うこと、よくありますよね？
でも、なかなか思った通りには動いてくれない。そんなとき、人を使うのが上手い人ってどうしているんだろう、って思っていました。 そんな疑問から生まれたこの講座では、「人はどういうときに動くのか」「人を動かす人って、普段はどんなことをしているのか」といったことを解説しています。これを理解すれば、普段の仕事もぐんとスムーズになりますよ。