自分らしさを大切に!

Self-Esteem 自己肯定感の育て方

  • 受講期間:3か月
  • 受講料:19,910円 (個人受講料:39,930円)

自分を認めたその日から
足どりが軽くなる!

学習のねらいと講座の特徴

● 自分に対する評価がモチベーションや生産性に大きな影響をあたえる!
内閣府「子供・若者白書」(2019年)によると、日本の若者は諸外国と比べて「自己肯定感」が低いということがわかっています。この自己肯定感は大人になれば自然に高くなるというものではありません。むしろ、仕事や私生活での不安が増えることで、自分を信じられない大人たちが増えています。こうした心の状態を放置したままにしてしまうと、仕事のパフォーマンスが低下したり、仕事に身が入らなかったりといった悪影響が出てしまします。誰もが自分を信じ、認められるようになる、つまり、自己肯定感を育てていくことは、これからのビジネス・人生にとって見逃すことのできない課題の一つと言えます。
● 心がどのように行動に関与しているのか? それを理解し、自分はもちろん、仲間も認めることに生かそう!
「Self-Esteem」(セルフエスティーム)とは自尊心(自尊感情)と呼ばれ、自分が自分をどう感じているかによって決まる感情のことです。そこには自分を大事だと感じる「自己肯定感」が深く関わっています。自己肯定感が高まればどんなときでも「自分は大丈夫」と思うことができ、行動にもポジティブな影響が表れることがわかっています。本講座は、臨床心理士の杉野珠理氏監修のもと、自己評価を高めるために欠かせない自己肯定感を育てるメソッドを理論的かつ体系的に学び、より良い心の環境をつくることを目的としています。自分自身の自己肯定感を育むのはもちろん、周囲の人たちを肯定しながら共に成長していく方法も学んでいくので、メンタルヘルスケアの一環として仲間や部下・後輩の自尊心を育てたり、家族や友人の幸福度を高めたりといった応用が期待できます。
● 監修 : 臨床心理士 杉野珠理
臨床心理士と精神科医のコミュニケーションラボ代表。公認心理師、臨床心理士、心理学講師。講師として心理コンサルタント、研修を実施する他、臨床家として企業人を対象にカウンセリングも行う。
● 受講特典:『自己発見テスト Pazz』
IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz(パズ)とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください!
https://iec.co.jp/pazz/
pazz

 

講座カリキュラム

1か月目
自己肯定感を育てるメソッド

1章 自分を大切にする心が自己評価のモトになる
自己評価を支える4つの感情/自尊感情とは自分を大切にする心のこと/自己効力感とは「自分はできる」という自信を持つこと/自己肯定感とはあるがままの自分を認めること/自己有用感とは自分は役に立つと思えること
2章 「うまくできない」思い込みには原因がある
セルフチェックで自分を客観視しよう/物事の捉え方をチェック/自尊感情に影響する3つの大きな要因/ネガティブな感情の存在を認める/「人に認められたい」と願う気持ちは皆同じ
3章 失敗しても落ち込まないための思考法
「なぜそう感じたのか」客観的に考える/「人から見た自分」と自分の認識のズレを知る/「今の気分は何点?」感情を数値化する/ネガティブな感情に名前を付けて俯瞰する/問題点を切り離して堂々巡りから抜け出す/幸せホルモンとストレスホルモン
4章 不利な状況でも柔軟に対応するメソッド
ネガティブな言葉をポジティブに言い換える/あるがままの自分を見つめて受け入れる/感謝の仕方/つらいときはガマンせず周囲に甘える/「今日もいい1日だった」と満足して寝る
5章 失敗を恐れずチャレンジするには準備が必要
「必ずできる」その自信が成功率を高める/達成しやすい目標を一つずつクリアする/逃げ道を用意してプレッシャーをなくす/プランAがダメでもプランBがあれば安心/4つの自尊感情マッスルを鍛える
6章「なりたい自分」にもっと近づくために
良いゴールを目指す3つの条件/「憧れのあの人なら」「奇跡が起こったら」/未来の自分から今の自分に問いかける/レジリエンスを高めて心をしなやかにする/成長思考で「やればできる」自分に変える

 

2か月目
自己肯定感を育て合う

1章 「人間力」は人との関わりによって育つ
人に左右されやすい「自信」と「自尊感情」の違い/相手は自分の「鏡」だと心得る/「ダメでもOK」と思えば人づきあいがラクになる/相手の気持ちを読む「共感力」のUP/心をつかむには「話す」より「聞く」が肝心
2章 相手の懐に入り込むには「責めるより褒める」
褒めるとは相手に対する好意のアピール/3つの時制で使い分ける「褒め」ポイント/頼み上手は感謝の言葉を惜しまない/褒め言葉と感謝のセットで最大効果をねらう/相手の重荷になる褒め言葉は逆効果
3章 「苦手な相手」と信頼関係を築くには
「相手を嫌いな自分」をまず認める/相手の人格と行動は別モノと考える/攻撃的な相手との衝突を避ける術/相手に恨まれないように叱るコツ/ネガティブな感情を心の中から解き放つ/プレゼンが上達するブリッジング(冒頭で心をつかむ)
4章 タイプに合わせた効果的な「働きかけ」
会話や行動から相手のタイプを見極める/何をしたいかハッキリしない「ふわふわタイプ」の接し方/グチや不満が多い「ぶーぶータイプ」の接し方/人の話を聞かない「イケイケタイプ」の接し方/一歩進んだマネジメントにおける「褒め方」
5章 思いを一つにしてチームパワーをUP
仲間意識は共通のビジョンを持つことで生まれる/感情と合理性の両軸に基づく対話をする/「アイメッセージ」でメンバーに思いを伝える/相手の自尊心を高める3つの質問パターン/自分と相手の責任範囲をハッキリさせる
6章 場を盛り上げるリーダーシップ
ルール化してポジティブな行動を習慣にする/全体を俯瞰するリーダーの「観察力」/根気よく伝え続ける「発信力」/変化と刺激を与える「調整力」/お互いの尊厳を守る「限界設定」

 

3か月目
実践ワークブック
3か月目は、ここまでの学習を振り返りながら、自己肯定感を高めるためのワークを実践していきます。
教材構成 テキスト2冊/ワークブック1冊/提出課題3回