受講対象者:全社員
効率よく正しく、のデジタル脳
創造的で抽象的な、アナログ脳
必要なのは、双方の強み
世の中のテクノロジーが日々進化し、DXも注目を集めるなど、どんどんデジタル化する現代社会において、膨大な量のデータ瞬時に取捨選択し、正しく利用したり、数学的処理や理論的なものの考え方をしたりする「デジタル思考」は必須のスキルです。
一方で、一つの事柄を考え抜いたり、ものごとを多角的に見たり、ゼロから1を生み出したりすることはAIやデジタル機器でなく人間だからこそできる技術です。デジタル社会を生きていくうえで、こうした「人間だからこそできること」は大きな意味を持ちます。
そうした力を身につけるためにも、事柄の「曖昧さ」を捉えて抽象的に考え、感性や想像力、創造性を発揮する「アナログ思考」はなくてはならない頭の使い方です。
「デジタル」=最新、「アナログ」=後進という認識が強いかもしれませんが、実はまだ定義が定まっていなかったり、最適解がなかったりする新しいものを理解するには、「絶対的な正しさ」にとらわれないアナログ思考が欠かせません。これからの社会人に求められるのは、データや数字を扱い、論理的に答えを組み立て、体系だったフレームワークを的確に利用する「デジタル思考」と、白黒つけられない曖昧な物事を自分なりに解釈し、不確定な要素から最適解を考えだす「アナログ思考」です。
本講座では、多様な思考のフレームワークを「デジタル的思考」と「アナログ的思考」に分類し、それぞれの使い方を訓練することで確実な知力を磨きます
1か月目 デジタル思考編 |
●「2つの思考」が必要とされる理由 ●「デジタル思考」を学ぼう ● 「デジタル思考」を使ってみよう (垂直思考 ・フレームワーク思考 ・ 批判的思考 ・ 分析的思考) |
2か月目 アナログ思考編
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●「アナログ思考」を学ぼう ●「アナログ思考」を使ってみよう ●「2つの思考」の落とし穴 (水平思考・デザイン思考・仮説思考・システム思考) |
3か月目 ワークブック |
●多様な思考のフレームワークの使いかた (練習問題で〇〇思考の使いかたをマスターする) |
教材構成 | テキスト2冊、ワークブック1冊、提出課題3回 |