頭を柔らかくし、常識を疑ったり、発想の枠を取り払ったり。
現状を打破し、新しい価値を作り出していくための基礎的な思考力を鍛えます。
与えられた問題や依頼に対し「Why(なぜそれを行うのか?)」
を投げかけ、上位目的を探る思考力です。
真相・真意を知ることで、より有効な対応が可能になります。
少ない情報からでも意図的に仮の結論を作り出し、
そこから考えていく思考力です。知ってから、調べてから、
などと時間をかけることなく、迅速に行動を始められます。
自分の知識や経験の範囲から離れて、俯瞰的・客観的に
物事をとらえる思考力です。フレームを用いることで、
思考の癖から逃れ、広い視点で考えることができます。
物事を抽象化することで、「現象」ではなく「構造」を
理解する思考力です。ひとつの具体例にとらわれることなく、
様々なケースへの応用ができるようになります。
これらを学習・訓練し、思考回路を起動することで・・・
思考停止で受身状態
自分の頭で考え行動する
得られる能力
いま、なぜビジネスにおける能力の重要性が「知識量」から「思考力」にシフトしてきているのか?
以下の3つの理由が考えられます。
新型コロナウイルスの蔓延で我々の価値観、行動様式、
生活スタイルなどが凄まじい変化にさらされています。
このような環境下では、従来の延長線上の対応で現状を打破することはできません。
今までにないモノやコトを生み出す独創性、スピード感、行動力が求められます。
日本はDX後進国と言われていましたが、
コロナ禍に直面したことで急速にDXの推進が見込まれています。
産業革命並といわれる大転換期においては、新しいテクノロジーだけでなく、
それを活用する人間の思考力・判断力が今まで以上に求められます。
AIは既に我々の生活に浸透しており、今後もますます進化していきます。
また、AIによる自動化・効率化により、人が関わらなくなる分野も広がると予測されています。
AIと共存していく社会の到来で、人間ならではの「価値」がいまあらためて問われています。
今の時代に、本当に必要な思考力を鍛える
国際的な競争が激化し、AIやロボットが人間に代わって仕事をし始める現代において、ビジネスパーソンに必要とされる「思考力(=知の体幹)」を4つの思考力に分解し、体系的に学習します。
プログラムのなかでは、先端技術によって変わりゆく世界の最新情報をお伝えしながら危機意識を育て、また、様々なトレーニングを通して、思考力を実践レベルまで鍛え上げていきます。
2日間研修での実施例
細谷
功
氏
ビジネスコンサルタント・著述家
(株)クニエ コンサルティングフェロー。
1964年神奈川県生まれ。
株式会社東芝を経て、アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社にてコンサルティングに従事。
コンサルティングの専門領域は、製品開発や営業等の戦略策定や業務/組織/IT改革。
近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーを企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施している。
思考力はロジカルシンキングやクリティカルシンキングだけではありません。
「知の体幹」は、「正解を導く力」だけでなく「問いを創る力」からも構成されており、
これを鍛えることで「自ら考え、行動する」人材を養成します。
従来の思考系教育とは一線を画す「新たな切り口」をご提案します。