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フィンランドといえば森と湖に囲まれた北欧型の福祉国家というイメージが強かったのですが、近年では、世界経済フォーラムの国際経済競争力でも常に上位を占め、教育においても「フィンランドモデル」が脚光を浴びるなど、なにかと注目を集めている国です。
そんなフィンランドに憧れ、十六歳で単身留学し、現在大学生活をおくっている高橋絵里香さんの現地からの毎月連載のレポートです。
「フィンランド教育は形ばかり真似ても効果がないものと思っています。方法のみ導入するのではなく、その根底にある考え、ねらいを深く理解していただくことが大切・・・・」と高橋さんは力説しています。 |
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高橋絵里香(たかはし えりか)
1984年生まれ。北海道出身。単身でフィンランドに移り、2000年ロヴァニエミのリュセオンプイスト高校に入学。2004年に同校を卒業し、現在はオウル大学にて、生物学を専攻。学業の傍ら、日本語講師を高校、市民学校、公開大学で務め、フィンランド語の翻訳や通訳、観光ガイドも行っている。
著書に「青い光が見えたから−16歳のフィンランド留学記(講談社)」。
朝日小学生新聞にて、コラム「フィンランドの学校で」を連載中。
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