歴史の「なぜ?」を探る旅 ― そこから見える、人生の智慧、生きる秘訣

講座紹介
逆境を生き抜いた男たちの戦略は、現代にこそ生きる
真田三代
逆境を生き抜く知恵と戦略


学習のねらいと講座の特徴


●現代のビジネスに通ずる、格好の学びの素材
戦国武将の中で、常に高い人気を誇る真田家。弱小領主でありながら何度も家康を翻弄したエピソードは、今もある種の「伝説」として、語り継がれています。2016年には真田三代を主人公とした大河ドラマ『真田丸』の放映が予定されており、これからさらに盛り上がることは間違いありません。常に逆境にさらされていた真田家の戦術・戦略には、順風満帆とはいいがたい現代だからこそ、学ぶべきことがたくさんあります。現代に通ずる学びの素材として、真田三代は格好の素材と言えるのです。

●少ないリソースを活かして戦国の世を生きぬいた真田家の知恵
小さな勢力で家康と互角に渡り合った真田家。少ないリソースを活かして乱世を生きぬいた知恵は、現代のビジネスにも大いに参考になるはずです。そこで本コースでは、真田三代を題材に、逆境を跳ね返し、プラスに転じるための知恵と戦略を学んでいきます。真田三代の魅力を味わいながら、ビジネスに活かせる知恵やスキルを身に付けていく、楽しさと実践の詰まったコースです。

●著者は歴史研究の第一人者、小和田哲男さんです
小和田哲男:日本の文学博士、歴史学者。特に日本の戦国時代に関する研究で知られる。静岡大学名誉教授。執筆、講演活動のほかに、NHK『その時歴史が動いた』や教育テレビ『NHK 高校講座 日本史』などで解説を務める。戦国史と現在のビジネスマンの生き方を比較するような著書や公演も多く行っている。NHK 大河ドラマの時代考証も行っており、1996年放映の『秀吉』、2006 年放映の『功名が辻』、2009 年放映の『天地人』、2011 年放映の『江?姫たちの戦国?』、2014年放映の『軍師官兵衛』の時代考証を監修している。著書に、『日本人は歴史から何を学ぶべきか』(三笠書房、1999 年)/『歴史に学ぶ?乱世の守りと攻め?』(集英社文庫、2000 年)/『戦国の城』(学研新書、2007 年)/『戦国武将を育てた禅僧たち』(新潮選書、2007年)/『悪人がつくった日本の歴史』(中経の文庫、2009 年)/他多



本講座で取り上げる真田三代
真田幸隆(幸綱) 
武田家の信濃先方衆として活躍し、後の真田氏の礎を築いた。幸村の祖父。息子三人と共に、武田二十四将にも数えられる。
真田昌幸 
幸隆の三男。上田合戦で2度にわたって徳川軍を撃退した、戦国時代きっての知将・謀将。幸村の父。
真田幸村(信繁)  
昌幸の次男。大坂の陣で豊臣方の武将として活躍し、家康を追いつめた夏の陣では、幸村隊の凄まじさに家康は自害を覚悟したとも言われている。
カリキュラム ■受講期間:3か月 受講料金:24,300円(税込)
■テキスト3冊/提出課題3回
1か月目
真田家の土台・基盤作り編
真田の領地の場所的利点と経済的な基盤/真田の領地経営/武田信玄、山本勘助から学ぶ/沼田城攻略/滝川一益との交流に見る昌幸の姿勢/真田の城づくり/第一次上田合戦の戦術/昌幸の能力と姿勢/真田十勇士という物語はどうして生まれたのか/他

2か月目
幸村編
第二次上田合戦から見る、大局を見据えた思考力と戦略的な思考/九度山での生活に見る、幸村の忍耐力/大坂冬の陣 真田丸に見る、臨機応変な思考力/幸村はなぜ、寝返り交渉に応じなかったか/大坂夏の陣 幸村の失敗/道明寺合戦後の挽回/茶臼山の戦いに見る、諦めない心/なぜ人々は、真田幸村にひきつけられるのか/他

3か月目
ゆかりの地を訪ね、歴史を知る旅
真田家にまつわる城、街、寺社仏閣、古戦場などを紹介しながら、歴史と地理を学んでいきます。
受講
申込
小和田哲男(おわだ てつお)
日本の文学博士、歴史学者。特に日本の戦国時代に関する研究で知られる。静岡大学名誉教授。 執筆、講演活動のほかに、NHK『その時歴史が動いた』や教育テレビ『NHK高校講座 日本史』などで解説を務める。戦国史と現在のビジネスマンの生き方を比較するような著書や公演も多く行っている。
NHK大河ドラマの時代考証も行っており、1996年放映の『秀吉』、2006年放映の『功名が辻』、2009年放映の『天地人』、2011年放映の『江?姫たちの戦国?』の時代考証を監修している。
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