◆Unicode(世界共通文字コード)

 Unicodeは、世界中の多くの文字を1つの文字コード体系で表現する規格のことで、あらゆる文字を2バイト(16ビット)の符号(0〜65,535の数字)で表しています。パソコンにおけるデータ変換を円滑にするために、アメリカのアップル・コンピュータ社、IBM社、マイクロソフト社が中心となってUnicode社を設立して制作にあたり、1990年にUnicode第1版が発表されました。ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)が国際規格として採用しており、今後、急速な普及が見込まれています。

 従来、英語のアルファベットと数字は、ASCIIコードと呼ばれる1バイト文字(0〜255の数字)で表し、日本語は何千にも及ぶ漢字を含んでいるため、JISコードという2バイト文字で表すのが主流になっているように、言語によってコードが異なっていました。インターネット等を通じて全世界の情報がネット上を飛び交い、マルチリンガル対応のソフトウェアへの期待が大きくなっている中で、異なるバイト数で、多くの種類の文字コードが存在していることは、いろいろな面で問題となっていました。そこで、多くの言語の文字を、Unicodeという単一のコードで表そうということになったのです。

 もちろん、日本語の文字もUnicodeに収められており、従来のJISコード等からUnicodeへの変換を行えば、Unicode規格で日本語を扱うことができます。また、漢字を用いている3言語、中国語、日本語、朝鮮語の間で、同じ漢字については共通のコードで表現するようになっています。

 また、現状の2バイト文字のUnicodeでも、全世界の文字をすべて表せないことが分かり、一部の文字は4バイト文字で表すようになっています。

弊社刊「図解でわかる100シリーズ」より

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